年末年始の病院の過酷さ
新年が明けた
元々、今日という日を迎えるのは、実家になる予定だったが、嫁が胃腸風邪になったため、こちらに留まることとなった。
嫁の体温がみるみる上がり、38度に達した時は、インフルかと思ったが幸い胃腸風邪だった。
インフルなら、会社を休んで仕事が出来ず、先々に、苦労が募るところであったから、良かったと思う。
実家では、私と嫁が久々に帰省するということで、肉やらカニやらたくさん用意していたというから、少し申し訳ない気持ちがした。
しかし、風邪をひいてはどうにもならない。
私は年末年始にも対応してくれる病院を探した。やはり近所の病院は軒並み診察をしていなかったが、車で10分ほどの距離の病院はやっていた。
しかし、私は車を持っていない。
徒歩だと、裕に30分は超えてしまう。
さすがに、この寒空の下嫁を歩かせる訳にもいかず、タクシーを呼ぶ。年末年始ということもあり、タクシーも台数を減らしているらしく、なかなか繋がらない。ようやく繋がったのは、4社目のタクシー会社に電話をした時であった。
さらに、病院にも予約の電話をしたが、専門の医師がいないため、現在2、3時間待つことになるということだった。
私はいいが、嫁にとって病院で過ごす2、3時間は苦痛でしかない。しかし、他に手段もないため、その病院で治療を受けることにした。
結果、インフルでなく、本当に良かった。